子どもの遊び食べのせいで食事で毎回イライラする!なんとかする方法はない?
ふつうに食べればいいのになんで遊び食べってするの?
このようなお悩みを解決します。
1歳前後から突如として始まる遊び食べ・・・。
イライラする上、家の中はぐちゃぐちゃになり、本当に腹が立ちますよね。笑
当記事の内容を実践することで、遊び食べにイライラしなくなり、余裕をもって食事をすることができるようになりますよ!
実体験をベースに、妻と試行錯誤しながら発見した方法になるので、ぜひ最後まで読んでほしいです。
突如はじまった娘の遊び食べ
ここでは突如として始まった、娘の遊び食べの様子について解説します。
それは1歳を過ぎたときに突如として起こりました。
それまで、食事はほとんどスプーンかフォークで僕たちが口に運んでいましたが、ある日突然嫌がります。
大いに泣き叫び、必死で料理の入った食事をひっくり返し、いろんなところにご飯を飛ばしはじめ、「これが噂にきく、遊び食べか!」と妻と顔を見合わせたものです。
とにかく自分が料理やお皿を触っていないといやらしく、取り上げたりすれば終始不機嫌な状態でした。
今まで上手くいっていたのに、突然そんな様子になったので、驚きも段々とイライラに変わっていきました。
しかし、このイライラは遊び食べをする理由を知らなかったからなんです。
遊び食べをする理由
ここではこどもが遊び食べをする理由について、解説していきます。
理由はズバリ、子どもの発達に必要不可欠なことだからです。
いやいや、なんで遊びながら食べるのが発達に必要なの?きちんと食べられた方がいいに決まってる!
と、思われたかもしれませんね。
しかし、それは大人の発想です。
実は、子どもにとっては、そもそも食べ物というのが未知な存在なのです。
「これは思いっきり引っ張ったらどうなるだろう?」
「投げて落としたらどうなるんだろう?」
と子どもの頭の中は好奇心でいっぱいです。
なので、子どもが遊び食べをしているのは、五感をフルに使って実験を繰り返しているだけなんですね。
ついつい大人からすると、「きちんと食べられていない」、「行儀が悪い」と思いがちですが、成長に必要なことなんです。
「遊び食べ=子どもが成長中」と捉えられれば、少し気がラクになるかもしれませんね。
遊び食べにイライラしなくなる4つの方法
ここでは実際に遊び食べにイライラしなくなった、わがやの4つの方法について解説します。
- 遊び散らかすのが平常運転と知る
- 散らかされても大丈夫なようにめちゃくちゃ準備する
- 散らかされても一緒に楽しむ
- ちゃんと食べられるように声掛けする
順番に実践していけば、驚くほどイライラしなくなりますよ!
①遊び散らかすのが平常運転と知る
まずは最重要項目で、「遊び散らかすのが平常運転と知る」ことです。
遊び食べは発達に必要なことなので、無理やりやめさせたり、しかりつけたりするのはホントはよくありません。
なので、ここは発想を逆転させて、「遊び散らかさずに食べることが異常」だと思うようにしましょう。
そうすれば、遊びながらも食べている姿をみれば、「ちゃんと食べてくれてる!」と感動します。
そもそも1歳前後の子どもがごはんつぶをひとつも残さずきちんと食べるのは無理な話です。
完璧主義に陥らずに、半分くらい食べられたら良い方かぁと気楽に構えればいいですね。
「足りない分はあとでミルクで補強しよう!」ぐらいの気持ちで全然オーケーです!
②散らかされても大丈夫なようにめちゃくちゃ準備する
次に大切なのは、「散らかされても大丈夫なようにめちゃくちゃ準備する」ことです。
遊び食べにイライラする原因のひとつは、あとの片づけがめんどくさいということだったりします。
だから、後片付けが少しでもラクになるように、できる準備は可能な限りしておきましょう。
わが家の準備は以下、写真付きで解説します。
エプロン必須
食事をする際には、こどもにエプロンを必ずセットします。
エプロンはできれば、こぼれてもしっかり受け止めてくれるような形のものが望ましいですね。
遊び食べをされると、いろんな方向に食材やら飲み物やらが飛んでいくので、子どもの服が汚れないのに一役買ってくれます。
テーブルの上にはランチョンマット(網目じゃない方がいい)
テーブルの上、子どもの目の前にはランチョンマットを引きます。
こうすると、最後にこぼれたものをランチョンマットに乗せてまとめて片付けられるので、非常に便利です。
ランチョンマットは網目のデザインだと穴から液体がこぼれてしまうので、穴がないものがいいですね。
100均でお気に入りを探しましょう!
机のまわりにシートを敷く
遊び食べをされると容赦なく、具材が机の外に飛んでいきます。
なので、あらかじめ飛んできそうな床や椅子(膝)の上にはシートをセットしておくと安心です。
最初の頃はシートをセットしておらず、キレながらフローリング(新築)を掃除していました。笑
ダミーのプラスチック皿を用意する
意外かもしれませんが、ダミーのプラスチック皿を用意するのも効果的です。
なぜなら、子どもはときどき食べ物ではなく、お皿自体に興味を示すことがあるからですね。
空のお皿をひとつ用意しておけば、たとえブンブン振り回されてもノーダメージです。(手からすっぽ抜けて顔に直撃した時は半泣きになりましたが。笑)
ポイントはプラスチックのお皿を選ぶこと。
陶器やガラスは落ちると割れてしまうので、気をつけましょう!
スプーンとフォークを1本ずつ用意
これも地味に効果的です。
たまにですが遊び食べの最中に、なぜかスプーン(もしくはフォーク)を掴んだまま最後まで離さないときがあります。
あらかじめ2本用意しておくと安心ですね。
③散らかされても一緒に楽しむ
次に大切なのは、「散らかされても一緒に楽しむ」ことです。
正直、最初のうちは楽しめないと思うかもしれませんが、①②をしっかり実践していればダメージは少なくてすみます。
特に、思いっきり料理の入ったお皿を盛大に落としたりしたときは、「今日は調子いいねえ!」と言ってしまっても構いません。
え?そんなことまで言って大丈夫なの!?
大丈夫です!が、いいすぎは禁物ですね。
大切なのは散らかすのを促すのではなく、起きてしまったことに対してのみリアクションするということです。
だって起きたことは仕方ないですもん。
遊び食べとは言え、食事の目的は食べることなので、遊びを増長させないようにだけ気をつけましょう。
④ちゃんと食べられるように声掛けする
最後の方法は、「ちゃんと食べられるように声掛けする」ことです。
遊び食べをしているときも、じっと観察していると、パクっと手に取って上手に食べているときもあります。
そんなときはすかさず、
おっ!上手に食べられたね!
とほめてあげましょう。
また、まったく食べないときは、「そろそろコレ食べてみる?」と言いながら目の前に食べ物を置いてみるのも効果的です。
まとめると、
- 食べたときはすかさずほめる
- 食べていないときは「食べる?」と聞いてみる
以上がベストな声掛けになりますね!
遊び食べにイライラしなくなった神アイテム1つ
ここでは、遊びためにイライラしなくなった神アイテムを1つご紹介します。
ズバリ、こちらです。
子ども用のおにぎりメーカー、「ふりふりごはんボール」です。(セリアで1つ100円。)
手づかみ食べが始まって以来、お米をどのように食べてもらおうか試行錯誤していました。
そのままごはんを盛ったお茶碗を渡すと大惨事になりますし、毎回フライパンで焼いたりするのもめんどうくさい・・・。
そんなときに、このおにぎりメーカーを使えば、子どもサイズのおにぎりが一瞬で出来上がります。
こどもにとってもつかみやすいサイズのため、つかみ損ねて怒るということもありません!
手づかみ食べや遊び食べでお困りの方はぜひ試してみてください。
はじめて使ったときは本当に感動しました!
まとめ:4つの方法を実践して遊び食べを受け入れよう!
今回は、遊び食べにイライラしなくなる4つの方法と神アイテムを1つご紹介しました。
内容を再掲すると以下です。
発達に必要なことだから。
- 遊び散らかすのが平常運転と知る
- 散らかされても大丈夫なようにめちゃくちゃ準備する
- 散らかされても一緒に楽しむ
- ちゃんと食べられるように声掛けする
遊び食べをするということは、自分の子どもがちゃんと成長している証です。
適切なアプローチをすることで、わが子の成長を見守りましょう!
それでは今回は以上になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。