ドラマ「コウノドリ」のシーズン1の2話を見たよ!他の人の感想も知りたいな。
このような気持ちにお答えします。
当記事を読めば、感動のあまりティッシュ30枚とタオル1枚を持っていかれた僕が厳選した、いくつもの感動シーンを振り返ることができます。
「あのシーンは本当に泣いた・・・」と共感できるものや「そんな見方もあるんだ!」と思えるものもあるので、ぜひ最後まで読んでみてほしいです。
当記事はネタバレありで、ドラマを観たことがある方向けの記事になります。まだ見ていない方は下記のリンクから、31日間無料でみましょう!
概要とあらすじ
ここでは、概要とあらすじについて簡単に解説します。
この章ではまだネタバレはありませんので、ご安心ください。
概要
2015年に放送されたTBSドラマ「コウノドリ」シーズン1の第2話。
- タイトル:「答えのない選択」
- ゲスト:
永井浩之(ながいひろゆき):小栗旬
永井晴美(ながいはるみ) :川村ゆきえ
木村法子(きむらのりこ) :山田真歩
村川郁恵(むらかわいくえ):虻川美穂子
あらすじ
カンファレンスで子宮摘出についてサクラと四宮が議論を白熱させる中、救命の加瀬が飛び込んでくる。
5分後に交通事故に遭った患者(永井晴美)が運ばれてくるそうだ。
患者は36週の妊婦。手術は成功したものの、重症頭部外傷のため、ICUで意識不明のままであった。
そんな中、サクラは夫である浩之に、お腹の赤ちゃんか妻のどちらの命を優先させるか究極の選択を迫る。
浩之が出した結論とは・・・。
ここから先はガチでネタバレありになるので、まだ見ていない方は見てから戻ってきてくださいね。
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【全俺が泣いた】名シーン6選
ここでは、2話の中で僕が泣いたシーンを6つ、時系列準に紹介します。
- 事故後に、浩之が晴美とICUで面会するシーン
- 浩之が煙草を吸いながら、晴美とのしあわせな思い出に浸るシーン
- 分娩中に回想で晴美が「自分よりも赤ちゃんの命が大切だ。」と言うシーン
- 分娩後に小松さんが晴美に赤ちゃんを見せて、「お母さん、赤ちゃんも頑張りましたよ。」というシーン
- お腹を縫っている産科の先生たちに加瀬先生が頭を下げるシーン
- 出産した日の夜、浩之が泣きながら「ハル!!!」と叫ぶシーン
すでに目がウルウルしてきますが、順番に見ていきましょう。
①事故後に、浩之が晴美とICUで面会するシーン
まずひとつめは、事故後に浩之がICUで晴美と面会するシーンです。
つい数時間前まではふつうに話していたのに、突然変わり果てた姿を見せられて現実を突きつけられます。
おそらく浩之の頭の中は「なんで?なんで晴美なんだよ・・・」という気持ちでいっぱいだったでしょう。
僕は数年前に妻とICUで面会したときの気持ちを思い出しました。
当時の妻に意識はなく、いろんな管につながれて何とか生かされている状態です。
そのときの自分の無力感や悲壮感を思い出し、もうこの時点で号泣しました。
妻が実際に脳出血を起こしたときの体験談はこちらに詳しく書いています。
よろしければどうぞ!
②浩之が煙草を吸いながら、晴美とのしあわせな思い出に浸るシーン
サクラから、晴美か赤ちゃんのどちらを取るかを決めるように告げられた後に、浩之が晴美と過ごした日々を思い返すシーンです。
「楽しみだなぁ・・・。ああやって親子3人で歩くの。」と浩之が晴美に語りかけます。
もう見ながら、「辛くなるからやめてくれ」って思いました。
ICUにいる晴美。もはや親子3人で歩くなんて限りなく無理なんです。
とても、しあわせな未来を想像できるはずがありません。
ただただ理想と現実のはざまに胸が苦しくなります。
③分娩中に回想で晴美が「自分よりも赤ちゃんの命が大切だ。」と言うシーン
僕は個人的に一番ここで泣きました。
スマホを手にもって妻と一緒に見ていたんですが、泣きすぎてスマホが手から落ちるほどです。
というか嗚咽を漏らしました。笑
もうそれくらい、感動したんですよね。
浩之が動画を見返すシーンでは、最後に晴美が何と言ったのかわからなかったので、余計に号泣。
「あぁ、頭を守らずにお腹をとっさに守ったのはこの言葉があったからか。」と非常に納得しました。
④分娩後に小松さんが晴美に赤ちゃんを見せて、「お母さん、赤ちゃんも頑張りましたよ。」というシーン
全視聴者はおそらくここで大号泣したことでしょう。
あのいつも明るくふるまっている小松さんの声が震えています。
「お母さん、赤ちゃんも頑張りましたよ。」って伝えるけど、もう晴美はそこにはいません。
出産シーンなどでよく見る、泣きながら「生まれてきてくれてありがとう。」っていうお母さんの顔が見られないんですよ。
もう亡くなっているにも関わらず、晴美に赤ちゃんを見せたのは小松さんの愛だと思います。
あかん、思い出しただけで涙が出てきます・・・。
⑤お腹を縫っている産科の先生たちに加瀬先生が頭を下げるシーン
出産が終わり、サクラ、四宮、下屋の3人がお腹を縫っているところに、加瀬先生が救命での悔しさを語るシーンです。
晴美は救えなかったとはいえ、赤ちゃんは無事に生まれることができたのは、他ならぬ加瀬先生の心臓マッサージのおかげでした。
当初は立場の違いから、サクラとは意見が衝突していた加瀬先生ですが、最後には深々とサクラたちに頭を下げます。
その様子に下屋はこらえきれずに涙を流しますが、きっと晴美を救えなかった悔しさを代表して泣いたのでしょうね。
⑥出産した日の夜、浩之が泣きながら「ハル!!!」と叫ぶシーン
最後に3人で過ごした夜、浩之がこれからの不安を吐露したときに、晴美から「これからはひろくんががんばる番だ。」と言われて、思わず「ハル!!」と叫ぶシーンです。
赤ちゃんは無事に生まれたけど、晴美はもういない。
「もう本当に晴美はいないんだ、俺ががんばらないといけないんだ。」と浩之の中で理解したからこそ、悲しさがこみ上げたのだと思います。
心に残った名ゼリフ3選
それでは最後に、2話の中で個人的に心に刺さった名ゼリフを3つご紹介します。
「泣いた」ではなく、あくまで印象に残ったセリフです。
①「ねぇ、ひろくん。やっぱりあるんだね。自分の命よりも大切なものってやっぱりあるんだよ。この愛しさは愛だね。」
動画に残されていた晴美の言葉です。
この言葉があったからこそ、浩之は強い意志で分娩を決めることができました。
事故に遭った際に、頭ではなくとっさにお腹をかばった晴美の気持ちが全面に出ている言葉ですね。
「自らの命を賭して、子を守る。」そんな母の愛を強く表しています。
今回の話で一番伝えたかったことは、この言葉に集約されていると思います。
本当に母親って強いですね。
書きながら、また涙が出てきました・・・笑
②「救命救急ってのは、生きるか死ぬかの瀬戸際にいる患者を助けるのが最優先なんだよ!他のことは命が助かってからの話だろうがよ。」
分娩に持ち込めないか打診するサクラに対して、救命の加瀬先生が強く放った言葉。
ここでいう「他のこと」とは「患者であるハルが帝王切開で分娩すること」を指します。
救命救急と産科の考え方の違いを象徴する一言でもありますね。
分娩に持ち込むというのは事実上、母体よりもお腹の子を優先することであり、患者の命を救う救命救急からすれば言語道断だったんでしょう。
しかし、加瀬先生も救命の立場上そのように言っているだけで、実際は葛藤しているように見えます。
晴美は出産後に亡くなりましたが、無事に子どもは生まれ、命がつながる瞬間を間近で見たことで、加瀬先生の中でも大きな心境の変化があったように思いますね。
③「俺は生きていてほしかった。一生寝たきりだってよかったんだ。ただ・・・生きていてほしかった。」
浩之と晴美、赤ちゃんが3人で過ごす最後の夜に、浩之が言った言葉です。
僕も下手をすれば、このセリフを妻に言っていたかもしれません。
「寝たきりでよかったから生きていてほしい。」なんてとても軽々しくいうことはできません。
浩之のお母さんが言う通り、子どもを抱えて寝たきりの奥さんを看るのは正直大変です。
でも、どんな形であれ、生きていてほしいと思うのは家族として当然のこと。
なにげないセリフかもしれませんが、この言葉にはとても共感しました。
まとめ:見るたびに発見があるコウノドリ。2話が一番泣いた
今回はドラマ「コウノドリ」シーズン1の2話をネタバレありでレビューしました。
僕はこの記事を書くために合計3回見ましたが、やっぱり何回見ても泣けます。
また、見るたびに泣ける箇所や印象に残ったセリフも微妙にちがってくるので、1度のみならず、何度もみることをおススメします。
一度見たことがあるという方も、今なら下記リンクから31日間無料で見ることができるので、ぜひもう一度見てみてくださいね!
それでは今回は以上になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。