このようなお悩みを解決していきます。
当記事を読むと、育休中に感じるモヤモヤの原因を知り、適切な対処法を知ることができます。
きちんとストレスと向き合うことができれば、とても楽しく育休期間を過ごすことができますよ。
ストレスと上手に付き合いたい方はぜひ読んでみてください。
【ストレス発散の前に】育休中のストレスに対する考え方
育児をしていると、ストレスをいうものは色々と出てきます。
そこで、まずはすごく大切な考え方からお伝えすると、ストレスを感じるのは決して悪いことではないということです。
ストレスを感じると、人は色々な症状が出ます。
- 日中イライラする
- 何もやる気が起きない
- 何かしんどくて悲しい
でも、そんな気持ちが起きたときはぜひ、こう考えてみてほしいです。
「今がしんどくてつらいなら、これからよくなるしかない!!」
人は気持ちが下がると、つらい方に焦点を当てて、「やっぱり、これが本当の自分なんだ・・・」って決めつけてしまいがちです。
だからこそ、ストレスを感じてしんどいときも、これから良くなるために必要な時期だと思えたらいいですね。
そして、ストレスを感じる自分もぜひ許してあげてほしいです。
ストレスを感じるというと悪い印象があるかもしれません。
でも、実は、ストレスを感じる状態というは、身体や心が何かおかしいことを教えてくれているんです。
育児をしているとぶっちゃけストレスがなくなることはありません。
が、ストレスを感じたときにきちんと対処する方法を身につけておけば、グっとラクに生活することができます。
まとめると、以下2つのポイントになります。
- ストレスを感じることは悪いことではない
- ストレスを感じても自分を責めなくていい
なぜストレスを感じるのかは次で詳しく解説します。
ストレスはなくならないもの!むしろ感じない方が不自然なんです。
【ストレス発散するために】 育休中にストレスを感じる理由
ここからは育休中にストレスを感じる理由について解説していきます。
育児で上手くいかないことがある
育休中にストレスを感じるひとつめは、「育児で上手くいかないことがある」です。
特に、はじめての育児は上手くいかないことがたくさんあります。
あとで考えると、「なんでこんなことで悩んでたんだろう?」って思うこともしばしば・・・
でも、上手くいっていないそのときは本当にしんどいし、つらいんですよね。
わが家の場合も、育児で上手くいかないことはたくさんありました。
代表的なのが、夜の寝かしつけです。
当時は妻と交代でしていましたが、もうとにかく寝ないときは寝ないです!笑
むしろ寝かせようとムキになればなるほど、激しく泣き続ける・・・
本当にこの世の終わりかと思うくらい号泣していました。
泣いているわが子をみるのはツラいですよね・・・
そんなときにも、動揺せずに落ち着いて対応できるのが理想です。
でも、新生児期は寝るリズムも安定しないし、自分も寝不足になりがち。
なので、どうしても寝ない状況にイラっとしたり、「なんでこんなに寝かしつけてるのに寝ないんだ!!」と子どもに当たってしまったことも。(本当に未熟です・・・)
子育てなんて自分の思い通りにいかないのが当たり前なのに、実際にそれを目の当たりにすると、ついストレスを感じてしまいますよね。
「あれ?でも夫婦で育休を取っていたら、パートナーに変わってもらえるからラクになるんじゃないの?」と思われたかもしれません。
確かにそういうときもあります。
が、実はそうでないことも多々あるんです。
次で詳しく解説します。
がんばりすぎる
育休中にストレスを感じるふたつめは、がんばりすぎるということです。
中でも、パートナーを気遣うあまり、ついひとりでがんばりすぎてしまうことはよくあります。
もちろん日々の生活の中で、相手を思いやることはとても大切。
でも、もっと大切なのは、思いやることと気を遣うことを混同しないことです。
僕も、産後の妻の体調を言い訳に、勝手にひとりでがんばりすぎることがよくありました。
家事もすべて完璧にこなそうとして、ちょっとでも出来ていなかったりすると、
ダメだ!もっとがんばらないと・・・!
って自分を奮い立たせてたんですね。
でも、結局それは長続きしませんでした。
なぜなら、細かいところでストレスをためた結果、たまに大爆発することがあったからです。
そうなると、結果的にはケンカして妻も泣かせてしまうし、僕もしんどくなるしでいいことがありませんでした。
産後のママの身体は確かに大ダメージを受けます。
でも、それを盾にがんばりすぎて、自分がしんどい思いをする必要はないと思うんです。
▶関連記事 【知らないと損する】男性育休のデメリット5選!解決策も一緒に解説を読む
「がんばる=無理する」ではありません!
自分自身のことも大切にしましょう。
あなたは十分がんばっていますよ。
出不精になる
育休中にストレスを感じる理由の3つめは、出不精になることです。
コロナウイルスの影響もあって、ここ2~3年は自粛生活を強いられてきました。
それでも、夫婦のどちらかが仕事で外に行っていれば、まだ大丈夫かもしれません。
しかし、夫婦で育休を取ると、意識しない限り、本当に家から出なくなります。笑
ご飯に必要な食材は買いだめできるし、生活用品はAmazonなどで注文すれば家に届きますからね。
加えて、コロナを理由に飲食店は時短営業をしたり、市区町村が主催するパパママ向けイベントは軒並み中止になります。
つまり、用事がないと本当に家から出ることがなくなります。(大事なことなので、2回言いました。笑)
そして、人は家からまったく出なくなると、段々と元気がなくなってくるんですね。
わが家も、ほとんど家から出ない日が続いた時期がありました。
そのときは、寝ぐせを直さずにパジャマのままで一日を過ごすという・・・
そして、毎日の家事や育児だけを機械的に終えて、とくに充実感もなく一日が終わってしまいます。
まとめると以下のようになります。
- 用事がないので、家から出なくなる
- パジャマのまま過ごして、一日を機械的に過ごす
- 充実感もないので、とくに用事を入れようと思わない
- 1~3を繰り返す
これに入るとめちゃくちゃ苦しいです。
だから、「何かしんどいなぁ・・・」と思うことがあれば、このループに陥っていないか確認してみましょう。
人と会って話すのは本当に大事ですね。
育休中にストレスを感じたときの発散方法
それでは、おすすめのストレス発散方法について紹介していきます。
お金がかからずにすぐにできるものもあるので、ぜひ試してみてください。
①着替える
まずは無料でできてかつ、一番効果的なのが着替えることです。
なぜなら、着替えるだけでも気分は変わるからですね。
コロナ渦での育休中は予定を作らないと外に出なくなります。
そうすると、着替えなくなっちゃうんですよね。
だから、ここは逆に、用事はないけど着替えてみて、そのテンションで外に出かけるように仕向けるという作戦です。
別に遠出をする必要もありません。
着替えさえすれば、近所に散歩に行ったりと外に出るハードルが下がるので、おススメですよ。
パートナーとデートするつもりで服を選ぶとナイスですね!
②大好きな歌をうたう
自分が大好きな歌をうたってみましょう。
今までは子どもにあわせて、童謡ばかりをうたってきたかもしれません。
でも、たまには自分が本当に好きな歌を思いっきり歌ってみませんか?
その方が感情も乗って、ストレス発散できます。
「いや、自分は歌なんて下手だし、こどもに聞かれて音痴になったらどうしよう・・・」と思われるかもしれませんね。
でも、大丈夫。知り合いのボイストレーナーさんがこんなことを言っていました。
「歌は下手でも、思いっきり歌っている方が聞いていて気持ちがいい。逆に上手いけど、全力でないのをきくと残念な気持ちになる。」
そう、たとえ上手くなくても、思いっきり歌った方が絶対良いんです!
だから、これを機にあなたが好きな歌を思いっきりうたっちゃいましょう。
料理中でも、お風呂の中でもどこでもオーケーです。
ちなみに僕はOfficial髭男dismさんのCry Babyという曲をよく歌います。
③絵本を全力で読む
ストレス発散には、絵本を全力で読んでみるのもおススメです。
全力で読むというのは、きちんと感情を込めて読んだり、登場人物ごとにトーンを変えたりするということです。
イメージとしては、吉本新喜劇ぐらいオーバーに読んでみる感じでしょうか。
そうすると自分も楽しいし、子どもが今まで以上に熱心に聞いてくれてうれしくなります。
ポイントは、とにかくオーバーに感情を込めることです。
絵本を読むこと自体がストレス発散になりますよ。
絵本だと、「ノンタン」シリーズがおススメです。
登場人物もほどよくいて、話も長くないのでGood!
④泣けるドラマを見る
ストレスで何もやる気がでないときこそ、泣けるドラマを見ることをおススメします。
泣くことで、ふだんの生活の中で表現しきれなかった感情を出すことができるからです。
しかも、ドラマであればスマホ1台あれば見れますし、大体どのドラマも45分という短さもうれしいポイント。
中でも、おススメは「コウノドリ」というドラマですね。
お産をテーマにしたものですが、とにかく泣けます。
泣けるうえに、見終わった後は妻と子どもに思わず感謝してしまいます。
パパにはぜひみてほしい作品です。
子どもの前では泣くことができないかもしれませんが、子どもが寝た後は大人だけで思いっきり泣きましょう。
⑤好きなものを思いっきり食べる
自分の好きなものを思いっきり食べるのも良いストレス発散方法です。
子どもが生まれた後、ママにとってはとくに、栄養バランスの良い食事を取ることは非常に大切。
パパもそれに合わせて、今までは食べたいものを我慢してきたかもしれません。
でも、たまには自分が好きなものを思いっきり食べてみましょう。
罪悪感を感じる必要は全くありません。
ここで大切なのは、思いっきり食べるという点です。
たとえば、「好きな店では食べるけど、メニューは安いやつにしよう」ってすると中途半端で、ストレスが逆に溜まってしまいます。
だから、好きな店で少々値が張っても、自分が心から食べたい好きなものを食べましょう。
自分の心に素直になるとそれだけで心が軽くなりますよ。
僕はお寿司が大好きなので、たまに食べています!
びんとろの食感がたまらない!!
⑥模様替えする
動く活力があるときには、部屋を模様替えしてみるのもおススメです。
なぜなら、模様替えをすることで以下のメリットがあるからです。
- 部屋の雰囲気が変わり、新鮮な気持ちになる
- 必然的に部屋の散らかりがなくなる
- ふだん掃除しないところも掃除できる
もちろん子どもを見ながらの模様替えになるので、影響のない範囲で変えられるといいですね。
やるまでは腰が重いですが、やってみたら気分がパァッと明るくなります!
⑦家事を徹底的にサボる
究極の方法は、家事をサボることです。
それも中途半端ではなく、徹底的にサボること。
育児は子どもの成長や命に関わるので、サボることはできません。
かといって手を抜くといっても、どう手を抜けばよいのかわからないのも事実・・・
そんなときには、思い切って家事をサボっちゃいましょう。
家事というと、「料理」、「洗濯」、「掃除」などが思い当たるかもしれません。
が、実はそれだけではないんです。
たとえば、郵便受けに入っている不要なチラシを処分するのも立派な家事です。
自分が普段何気なくやっていることを思い返してみてください。
おそらく認識してないだけで、あなたはたくさんの家事をしていると思います。
それらをちょっと意識してやめてみる。それだけできっと気がラクになるでしょう。
名もなき家事多すぎです!
急ぐ必要ないものばかりなので、とことんサボっちゃいましょう!
育休中のストレス発散のための時間の作り方
ストレス発散には時間を作ることがとても重要です。
子どもがいる中でもできるものもありますが、ひとりの時間も大切にしたいですよね。
ここでは、時間の作り方を3つお伝えさせていただきます。
パートナーに任せる
まず、夫婦で育休を取っているのであれば、育児をパートナーに任せてみましょう。
タイミングや時間は事前に話しておく必要がありますが、予定として決めておくと、それを楽しみにがんばれるというメリットも。
お願いをするときには、以下を意識することが大切です。
- 時間がほしいときはなるべく早めに伝える
- なぜ時間がほしいのか理由を伝える
- 約束した時間はきちんと守る
- 相手に言葉で感謝を伝える
これらを意識して時間を作れたら、あとは全力で楽しみましょう。
夫婦で育休を取っていれば、パパにも任せられるので、ママは安心して過ごすことが出来ます。
▶関連記事 【新米パパ必見】育児休暇を男性が取るメリット10選【ガチな本音】を読む
感謝の言葉を伝えるのは一番大事です!
自分たちの両親に来てもらうor実家へ行く
パートナーにお願いするのが難しい場合は、自分たちの両親を頼るというのもひとつの方法です。
両親にお願いすることで、パパママがふたりとも休むことができ、パパママ以外の人に子どもに慣れてもらうというメリットもあります。
それに、いざ緊急時に預ける先として、お互いの実家が候補にあると非常に心強いですね。
突然お願いしても大丈夫なように、日ごろから子どもの様子を両親に伝えておくようにしましょう。
実の両親ほど、パートナー以外で気を遣わずにお願いできる相手はいません!孫に会えるのはきっとうれしいことと思います。
自由時間のタイミングを決めておく
あらかじめ自由時間を夫婦間で決めておくというのも良い方法です。
ここで言う自由時間とは、お互いがフリータイムを取るタイミングのことですね。
例えば、わが家の場合だと、子どもがお昼寝している間は夫婦の自由時間、夜の寝かしつけを終えた後はそれぞれの自由時間としています。
ただこれはあくまで原則。
その日の状況に応じて、逆になることもあれば、どちらも夫婦の時間になることもあります。
大切なのはお互いの負担にならないように、フリーになるタイミングを共有しておくことですね。
事前の話し合いは時間を取って対話するのがおススメです
まとめ:ストレスを上手に発散しつつ、育休をエンジョイしよう!
今回は、ストレスのたまる原因から発散方法、時間の作り方を解説しました。
内容をまとめると以下になります。
- 育児が上手くいかない
- がんばりすぎ
- 出不精になる
- 着替える
- 大好きな歌をうたう
- 絵本を全力で読む
- 泣けるドラマを見る
- 好きなものを思いっきり食べる
- 模様替えする
- 家事を徹底的にサボる
- パートナーに任せる
- 自分たちの両親を頼る
- フリータイムのタイミングを夫婦で共有する
なによりも大切なのは、ストレスを感じることは悪いことではないということです。
きちんと対処法を身につけていきましょう!
そうすれば、きっと楽しく育休期間を過ごすことができますよ!
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