子どもを寝かしつけるのにコツってあるのかな?おススメの方法があれば知りたい!
寝かしつけしてるけど、全然上手くいかない・・・ 子どもに悪影響もなくて大人もラクな寝かしつけの方法を教えて~!
このようなお悩みを解決します。
当記事を読めば、子どもをラクに寝かしつけることができるようになります。
毎日の寝かしつけがラクになれば、心に余裕ができて、子どもが寝たあとの時間を有効に過ごすことができますよ。
寝かしつけを少しでもラクにしたい人はぜひ読んでみてください。
わが家は毎日19時半には消灯しており、寝かしつけも最短10分です。
実体験をベースにした内容になるので、ぜひご参考にしてみてください!
【最重要】子どもの寝かしつけで大切な考え方
結論から言うと、0歳児の寝かしつけは最初から上手くいきません。
なぜなら、0歳児はちょっとした刺激や環境の変化でリズムが崩れやすいからですね。
計画を立ててやることも大事ですが、あまり細かすぎると上手くいかないときに苦しくなってしまいます。
「上手くいけばラッキー」の精神で取り組むようにしましょう。
最初の頃はこれがわからず、とても苦労しました・・・
子どもを寝かしつけるときに必要な4つのこと
それでは、子どもを寝かしつけるときに必要な4つのことをお伝えします。
- 寝室の環境
- 寝る前の習慣(ルーティーン)
- パパママの穏やかな心
- ある程度の根気
順番に見ていきましょう!
①寝室の環境
寝かしつけに必要なことの一つ目は、「寝室の環境」です。
具体的には以下をイメージするといいでしょう。
- 寝室の明るさ
- 寝室の温度
- 家の中の音
部屋の電気が明るかったり、周りの音がうるさかったりすると、大人でも中々寝付けないですよね。
赤ちゃんの場合はさらに敏感なので、この3つは特に気を付けるべきポイントです。
でも、
赤ちゃんにとってそれぞれ何が一番適切なの?
と思われたかもしれません。
ネットで検索すると、「部屋の明るさは真っ暗がいい」とか「夏場は室温は○~○度がベスト!」とかいろんな情報が出てきます。
ここであえてお伝えしたいのは、「パパママの感覚+赤ちゃんの様子」で決めることが一番大切だということです。
「自分だったら、どんな状況だと寝やすいだろう?」って考えて、一旦はその通りにしてみる。
それで試してみた結果、赤ちゃんがよく寝たらそれでいいし、違ったら変えていけばいいだけのことです。
ネットの情報だけに踊らされないように注意しましょう!
ちなみに、うちの娘は部屋を真っ暗にすると怖かったみたいで中々寝付きませんでした。少し扉をあけて光が入るようにしたらすぐに爆睡します。笑
②ねる前の習慣(ルーティーン)
寝かしつけに必要な二つ目のことは、「寝る前の習慣(ルーティーン)」です。
言い換えれば、寝る前の雰囲気づくりですね。
これは大人も同じで、たとえば寝る前に大好きなアーティストのライブDVDを観た後は興奮して眠れなくなってしまいます。(僕だけ?)
でも、それを毎日続けていると、今度は逆にそのDVDを見ないと眠れなくなるんですよね。
これが習慣の怖いところでもあり、おもしろいところです。
だから、子どもの寝かしつけ前には、毎日同じことをするようにして、「コレをすればもう寝る時間なんだ!」と認識してもらうことが大切ですね。
ちなみに、赤ちゃんには自分の趣味のライブDVDを見せるよりも以下の内容がおススメです。笑
- 絵本の読み聞かせをする
- 抱っこする
- おやすみツアーをする
- ゆったりした音楽を聞かせる
ぜひ赤ちゃんにあった方法で寝る前の雰囲気づくりを試してみましょう!
わが家の最速10分で寝るルーティーンについては後ほど解説します!
③パパママの穏やかな心
三つ目に必要なことは、パパママが穏やかな心で寝かしつけをすることです。
「それができたら苦労せえへんわ!」と思われるかもしれませんが、本当に大事なんですね。
なぜなら、赤ちゃんは場の雰囲気を読む力がとても優れているからです。
こちらがイライラしていると、それを感じ取って逆に寝なくなってしまいます。
ただし、思い通りにいかなかったり長時間対応になってしまったり、ついイライラしてしまうこともあると思うんです。
そんなときは、
- 寝かしつけをパートナーに交代してもらう
- いっそのこと、こっちは何もせずに泣かしてみる
- 一緒に泣く
などして、とにかくイライラをなくす方向にもっていきましょう。
もしかすると寝かしつけが上手くいかないのは、穏やかでないパパママの心が原因なのかもしれません。
④ある程度の根気
最後に必要なことは、ある程度の根気です。
「結局、根性論かい!」とツッコミがきそうですが、やっぱり根気って必要なんですよね。
なぜなら、赤ちゃんの寝る前の習慣を整えるのには時間がかかるからです。
失敗しても、そこから考え、改善していくことが大切ですね。
【大公開】わが家の寝かしつけの方法とコツ
それでは、わが家が実際に取り組んでいる寝かしつけの方法とそれぞれの場面でのコツをお伝えします。
- お風呂に入る(18:30~)
- ミルクを飲む
- おまるに座る
- ママといちゃつきタイム
- パパのおやすみツアー
- ママとお布団へ(~19:30)
生後5か月ごろからチャレンジして、約半年間はこのルーティーンを継続しています。
当初は失敗することもあったものの、今では入眠はわずか最短10分で、毎日19:30までには寝ることができています。
ルーティーンの中には、「なんじゃそれ??」と思うものもあると思うので、順に解説しますね。
①お風呂に入る
最初のルーティーンはお風呂に入ることです。
すでにお風呂に入る時点から寝かしつけは始まっています。
といっても、何か特別なことをする必要はなく、娘とふつうに楽しくお風呂に入るだけです。笑
この時点では特にコツや意識すべきことはありません。
②ミルクを飲む
お風呂から出たらミルクを飲みます。
うちの子は寝る前にミルクを飲むとよく寝てくれるので、かなり大事な場面ですね。
とはいえ、無理やり飲ませるのは逆効果なので、多少残すことがあってもリトライはせず、娘の意思を尊重します。
- ミルクは飲める分だけ飲ませる
- 照明はほんのりとした明るさで寝やすい雰囲気にする
③おまるに座る
ミルクを飲んだあとは、おまるに座ります。
うちではおむつなし育児をしており、ミルクや離乳食の後はおまるに座るようにしてるんです。
基本的にはおしっこが出たら終わりですが、もし出なくても3分ぐらいで終わるようにします。
- あまり時間をかけすぎないようにする
④ママとのいちゃつきタイム
次はママとのいちゃつきタイムになります。
「いちゃつきタイムって何するの?」と思われるかもしれませんが、娘が落ち着くようにするためにママと過ごす時間です。
具体的には、
- 絵本を読む
- ギュッと抱きしめる
- 歌をうたう
などですね。
日によってやることは変えています。
ここでのポイントは時間をかけすぎず、数分くらいで終わること。
ちなみにこのタイミングで、オルゴールの「ゆりかごのうた」をスマホから流して、さらに寝やすいムードにしていきますね。
- 興奮しないように落ち着いた雰囲気にもっていく
⑤パパのおやすみツアー
次はいよいよパパのおやすみツアーに行きます。
おやすみツアーとは子どもを抱っこしながら、家具や植物に「おやすみなさい」と言って家の中をまわることです。
この時点で照明はほとんど落とし、家の中はほんのり明るいぐらいにしています。
例えるなら修学旅行での消灯というイメージでしょうか。
ここも時間は3分くらいで、あらかじめルートを決めて家具や植物たちに「おやすみ」を言っていきます。
- 「おやすみなさい」はひそひそ声にして、完全に寝る雰囲気にもっていこう
- あまり寝る雰囲気になっていないときは、ツアー時間を延ばすのもアリ
⑥ママとお布団へ
最後はママとお布団の上で寝ます。
ツアーの最後にパパが娘を布団へ連れて行くので、ママは先に待機しておき、一緒に寝るという感じですね。
部屋の中は常夜灯ぐらいの明かりがドアから入るようにして、完全なまっくらにはならないようにします。
とはいえ、ここまでしてもすぐに寝ないことももちろんあります。
そんなときはどうするのか?
ズバリ、無理に寝かしつけるのではなく、娘が求めていることをしてあげるようにするんです。
- ハイハイし始めても、元の位置に戻さず見守る
- 指を吸いたそうなら吸わせる
- 手を握ったり、ハグをして愛情表現する
- 「大丈夫」と声をかけながら、トントンする
早ければ10分くらいで寝てくれますよ。
- 子どもが最大限安心できるように努める
日によってやることは様々です。やってみて反応がよくなければ別の内容に変えたりしてますね。笑
わが家の寝かしつけQ&A
わが家の寝かしつけに関するQ&Aをまとめました。
4つの質問と回答をチェックしてみましょう。
Q.最初から上手くいきましたか?
まったくいってません。
最初はとにかく失敗ばかりだったので、毎日夫婦で反省会をしてました。
初めて10分以内で寝たときはハイタッチしましたね。笑
Q.ルーティーンはどうやって決めましたか?
インターネットで調べてみて、やってみようと思ったものを取り入れました。
上手くいかなくてもしばらく続けてみて、試行錯誤をくりかえしながら決まった感じです。
ちなみに、この習慣にする以前は、たろとさやで寝かしつける方法が違いました。
やり方が違うことで1時間以上かかることも多々あり、メンタルがやられましたね・・・
僕はこの方法にする前は、激しい音楽(僕の趣味)を流しながらひたすら抱っこして揺れていました。本当に申し訳なかったです。
激しく揺れるのは揺さぶり症候群になる可能性があるので、絶対にやめましょう。
Q.上手くいくまでにどれぐらいの期間がかかりましたか?
おおよそ1カ月弱です。
最初の1週間で心が折れかけたものの、夫婦で協力しながら達成しました。
断言しますが、ワンオペでは絶対できなかったと思います。
成功するまで続けることは大切ですね。
Q.やってみても全然上手くいきません。どうしたらいい?
上手くいかない原因が何かあるはずなので、まずはそれが何かを特定するのが第一です。
寝かしつけが終わったあとに、何故上手くいかなかったかをパートナーと話し合いましょう。
先に紹介した、寝かしつけに必要な4つのことを見直してみるのもありですね。
「上手くいけばラッキー」の精神も忘れずに!
寝かしつけに役に立ったグッズ3選
最後に、寝かしつけをするときに役立ったグッズを3つ紹介します。
これらを使うことで、寝かしつけが途端にラクになることもあるので、ぜひご活用ください。
①YouTubeのビニール音
寝かしつけ中に赤ちゃんが泣いたときにきかせる最適な音声です。
うちの子はこれを聞かせるだけで、ギャン泣きしていたのがピタリと泣き止みました。
- 連続4時間再生の動画なため、時間切れになる心配がない
- 広告がないので、スキップのストレスなし
- 完全無料で使える
「もう泣きすぎて打つ手がない・・・」というときに流してみましょう。
②スリーパー
寝るときに使える「スリーパー」というアイテムになります。
赤ちゃんはとても寝相が悪いため、かけぶとんをかけてもあまり意味がありません。
このアイテムを使うことで体温が下がるのを防ぎ、寒さを理由に夜中に起きることがなくなります。
- 素材によってはオールシーズン使用可能
- かけぶとんを直す手間がなくなる
気に入ったものをひとつ買うだけで十分な仕事をしてくれますよ。
③ヒップシート
寝かしつけはもちろん、それ以外の場面でも大活躍する優れモノです。
こどもの体重が増えてきても、さっと使うことができるのもうれしいですね。
- ふつうの抱っこひもよりも着脱がかんたんなため、子どもが寝たあとの布団の移動がラク!
- パパママで使う時に紐の長さを変える箇所が少なく、共用しやすい
- 抱っこするよりも圧倒的にラク!
寝かしつけに困っているというときには、ぜひこれらのアイテムを試してみましょう!
まとめ:寝かしつけをラクにして、有意義な時間を過ごそう!
今回は0歳の寝かしつけの方法やコツを紹介しました。
内容を再掲すると以下です。
「上手くいけばラッキー」と思う!
- 寝室の環境
- 寝る前の習慣(ルーティーン)
- パパママの穏やかな心
- ある程度の根気
- 徐々に寝やすい環境や雰囲気をつくっていく
- 寝る前の習慣(ルーティーン)はなるべく短めに
寝かしつけがラクになればイライラも減り、本当に毎日がラクになります。
早く寝る習慣ができることは子どもの成長にとっても、親の心にとっても良いことしかありません。
しかし、「やっぱりワンオペだと心が折れる・・・」と思われるかもしれないですね。
そのような方には以下の方法がおススメです。
寝かしつけをラクにする最強の方法
ズバリ・・・、夫婦で育休を取ってふたりで寝かしつけに取り組むことです。
こどもが生まれてから1歳になるまでであれば、パパも育休を取ることができます。
1人よりも2人でする方が、身体的な労力は半分、気持ち的な余裕は2倍以上になります。
ぜひ夫婦で寝かしつけに取り組んでみましょう!
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。